2010年3月25日木曜日

[UPDATE] version 0.4.0 を登録しました

修正内容は以下の通りです
  1. Google翻訳で文章を翻訳した場合、1センテンスぶんしか翻訳結果を表示していなかったというバグを修正しました。また、これまでは元の英文もポップアップ内で表示していましたが、冗長なので翻訳結果のみを表示するようにしました。
  2. アドレスバーの右側にボタンを付けました。今のところ、クリックするとオプション設定画面が出るようになっています。
私事で恐縮ですが、最近、辞書.app と一緒に Google 翻訳もポップアップで出すようにしています。皆さんご存知の通り Google 翻訳はセンテンスレベルの訳についてはボロボロなんですが、熟語・成語レベルでは結構良い線行くようです。"for anything" で「まっぴら御免」とか "a severed limb" で「切断肢」といったこなれた表現がたまに出てきます。いつもぴったりの表現が出てくるとは限らないようですが、辞書.app のサポート役として良い仕事してくれます。

2010年3月21日日曜日

[その他] Macのテキスト読み上げ機能について

辞書.app では発音記号が載っているのに対し、デ辞蔵や Google 翻訳では発音記号が情報として提供されていません。アクセントの位置や2重母音かどうかといった点がわからないのでちょっと困ったところです。そこで私は、標準で利用できるスピーチ機能を利用して、選択された単語や文章を読み上げてもらうようにしています。

「アップルメニュー」→「システム環境設定」→「スピーチ」と辿り「テキスト読み上げ」を選択します

「キーを押したときに選択しているテキストを読み上げる」にチェックを入れ「キーを設定」ボタンを押します

キーの入力を求められますので、お好みのキーを押します。私は Command + Option + S にしています。この読み上げ機能は Chrome だけでなくほぼ全てのアプリで有効になっていますので、辞書.app の例文を読み上げてもらうといったことも可能です。

ちなみに、AdDict で辞書を引くと同時にこのキーを拡張機能内部で押すように処理することが出来れば表示と同時に読み上げが出来るなと考え、試してみたのですが、どうやらこの処理に必要な API がバグっているようで、残念ながら目的は達成できませんでした。そのうちこの API がきちんと動くようになったらオプションに読み上げする・しないという項目を付けるかもしれません。

2010年3月13日土曜日

[その他] さすが Google!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ



ここまで凄いとは思いませんでした。人類の叡智を遥かに凌駕する未知の生命体が、Google 翻訳のアルゴリズム中に潜んでいるようです。

ちなみにデ辞蔵さんも結構凄いですよ。profile を引いた時には「わざとだろ、これ絶対わざとだろ」と思いましたもん。「OCR 出力のチェックなど不要」というその潔さとシステムへの絶対的信頼感にシビレますw

2010年3月12日金曜日

[UPDATE] version 0.3.9 を登録しました

ホイール(ミドル)クリックで辞書を呼び出すオプションを追加しました。これでようやくコントロールキーを押すことなくマウスのみで辞書を引けるようになり、わたくし的には満足しております。というか、ホイールクリックと言う手に今日まで気がつかなかった私がアホでした。

マウスだけで辞書を引きたいという意図で、文字列が選択された段階で直ちに辞書を呼び出すというオプションをversion 0.3.5で追加したわけですが、ただ単にコピペしたい時などでも辞書が呼び出されてしまうので、オプションを追加した当人が言うのもなんですが、どうにも使い勝手が悪いものでした。ですがこれでようやくマウスのみでさくさく辞書が引けます。非ホイール(非3ボタン)な方はどうぞご容赦下さい。

ちなみにChromeではホイールクリックがたいへん重宝します。ブックマークからページを開く場合、通常ですと現在開いているタブでそのまま開いてしまうのですが、ホイールクリックだと新たにタブが作られそこで開かれます。ページ内のリンクでも同様です。私はTabs to the front! と併用しているんですが、これでようやくFirefoxと同等の操作感になりました。

2010年3月5日金曜日

[その他] Chrome 5.0.342.1 dev について

昨日のDev Channel Updateによると最新の 5.0.342.1 devでは
  • Added HTML5 databases to the Mac cookie manager (Issue: 35191)
とのことで、これに伴い「クッキーを消すと拡張機能の設定も消えてしまう」という問題も解決されたようです。確認しましたところ、クッキーを消してもきちんとAdDictの設定が残っていました。めでたしめでたし。

2010年3月4日木曜日

[UPDATE] version 0.3.6 を登録しました

今回の修正内容は以下のとおりです
  1. 文字列が選択されたか否かの判定を厳密に行うようにしました。
  2. オプション画面を修正しました。
なお、次の更新を目処に、AdDictのON/OFFを切り替えられるスイッチを付ける予定です。ホットキーもしくはURLバー右端のアイコンをクリックすることで切り替えることになるでしょう。

version 0.3.5にて、文字列を選択しただけで辞書が呼び出されるようなオプションを追加したのですが、これだと、コピーしたいだけなのに辞書がポップアップしたり辞書.appに1センテンス丸ごと食わせてしまうことになるので、さすがにこりゃいかんと思いまして。

ということで必要なときだけAdDictをONにし、そうでないときはOFFにするよう、ホットキーなどで簡単に切り替えられるようにした方が良いと考えたわけです。

まぁ、従来通りCtrl+右クリックで呼び出すのであれば常にONでも良いのですが、browser action型拡張機能の勉強を兼ねてということで、ここはひとつよろしくお願いいたします。

2010年3月2日火曜日

[UPDATE] version 0.3.5 を登録しました

これまではCtrl+右クリックで辞書呼び出しを行っていましたが、これに加え、単語の選択が完了した段階で直ちに辞書を呼び出すよう設定するオプションを追加しました。

Chromeの場合は単語をダブルクリックするとその単語が選択状態になるので、個々の単語についてはダブルクリックだけで辞書が呼び出されるということになります。熟語や文章についてもマウスによる選択が完了した段階で辞書が呼び出されます。

なお、Chromeではトリプルクリックで1パラグラフ(該当するタグで囲まれた範囲)を選択することも可能なようですが、単語をトリプルクリックすると途中のダブルクリックの段階でその単語のみについて辞書を呼ぶことになってしまいます。これは文中のスペースや文頭文末などでトリプルクリックを行うようにすることで回避出来るようです。